狭い家でも家族が暮らしやすい工夫|快適な住空間を作る実践アイデア

14坪の狭小住宅に6人家族で暮らす私たち。
「狭い家で本当に快適に暮らせるの?」って、よく聞かれるんです。
正直に言うと、最初は不安でいっぱいでした。でも、建築家さんと一緒に工夫を重ねた結果、今では「狭いからこそ」家族の距離が近くて、暮らしやすい家になったんですよね。むしろ、広すぎる家よりも掃除も楽だし、家族の気配を感じられて安心感があります。
この記事では、実際に狭小住宅で暮らす私が実践している、家族みんなが快適に過ごせる工夫をたっぷりご紹介しますね。
狭い家でも快適に暮らせる理由
狭い家って、デメリットばかりじゃないんです。
近年、日本では単身世帯やふたり暮らしといった「小世帯」が増えていて、2020年時点で全体の約58%を占めているんですよ。今後もこの傾向は続くと予測されています。つまり、コンパクトな住まいで快適に暮らすニーズが高まっているってことなんです。

私たちの家も14坪という小ささですが、工夫次第でこんなに暮らしやすくなるんだって実感しています。
家族の距離が自然と近くなる

狭い家の最大のメリットは、家族の気配を常に感じられること。
リビングで子どもたちが遊んでいる声が、キッチンにいる私にもよく聞こえます。
「ママ見て!」って呼ばれても、すぐに駆けつけられる距離感が安心なんですよね。
広い家だと、それぞれが別の部屋にこもってしまいがちですが、狭い家だと自然とリビングに集まるんです。
掃除や家事の効率が格段にアップ

掃除機をかける範囲が狭いから、あっという間に終わります!
洗濯物を干すのも、取り込むのも、移動距離が短いから時短になるんです。キッチンからダイニング、洗面所まで、すべてが近いから家事動線がコンパクト。忙しい朝でも、効率よく家事をこなせるのが本当に助かっています。
光熱費が抑えられる

空間が狭い分、冷暖房の効率がいいんです。
夏も冬も、エアコン1台で家全体が快適な温度になります。電気代の節約にもなるし、環境にも優しいですよね。子どもが4人いるとお金もかかるので、この点は本当にありがたいです。
動線を意識した間取りの工夫
狭い家を快適にする最大のポイントは、動線設計です。
私たちの家では、建築家さんと何度も話し合いながら、家族の生活パターンに合わせた動線を作りました。朝の忙しい時間帯でも、家族がぶつからずにスムーズに動けるように工夫しているんです。
回遊動線で移動をスムーズに

行き止まりのない間取りにすることで、家の中をぐるぐる回れるようにしました。
キッチンからダイニング、リビング、そして洗面所へと続く動線が円を描くように配置されているので、家事をしながらでも子どもたちの様子を見守れます。洗濯物を持って移動するときも、最短ルートで行けるから本当に楽なんです。
廊下を活用したスタディスペース

うちでは、廊下にスタディスペースを作りました。
専用の子ども部屋を作るスペースがなかったので、通路の一部を学習スペースにしたんです。家族の気配を感じながら勉強できるから、子どもたちも集中できるみたい。リビング学習だと散らかりがちですが、廊下なら適度に独立していて使いやすいんですよね。

1.5階のファミリークローゼット

収納を一箇所に集約するために、1.5階にファミクロを作りました。
家族全員の服をここに収納することで、各部屋に収納スペースを作る必要がなくなったんです。朝の着替えも、洗濯物をしまうのも、ここで完結。動線が短くなって、時短にもなっています。階段の途中にあるから、上り下りの負担も少ないんですよ。

収納の最適化で空間を広く使う
狭い家では、収納の工夫が命です。
ものが溢れていると、どんなに広い家でも狭く感じてしまいますよね。私たちは「必要なものを、必要な場所に、必要な分だけ」を心がけています。収納を最適化することで、限られた空間を最大限に活用できるんです。
造作収納で空間にぴったりフィット

既製品の家具だと、どうしても無駄なスペースができてしまいます。
だから私たちは、壁の高さや幅に合わせた造作収納を多く取り入れました。天井まで届く収納なら、縦の空間も有効活用できます。デッドスペースがほとんどないから、収納力も抜群なんですよ。
見せる収納と隠す収納のバランス

すべてを隠してしまうと、逆に使いにくくなることもあります。
よく使うものは見せる収納に、季節ものや予備のストックは隠す収納に。このバランスが大切なんです。キッチンでは、お気に入りの食器は見せて、調理器具は引き出しに。メリハリをつけることで、すっきりしながらも使いやすい空間になります。
階段下や吹き抜け周りも活用

デッドスペースになりがちな場所も、工夫次第で収納に変わります。
階段下は掃除用具や季節家電の収納に、吹き抜け周りの壁面は本棚に。「ここ、もったいないな」と思う場所があったら、収納のチャンスです。小さな工夫の積み重ねが、大きな収納力につながるんですよね。

家族それぞれの居場所づくり
狭い家でも、家族それぞれが「自分の場所」を持つことは大切です。
6人家族だと、常に誰かと一緒にいる状態。でも、時には一人になりたい瞬間もありますよね。私たちは、物理的な個室がなくても、心理的な「居場所」を作る工夫をしています。
2畳の子ども部屋という選択

うちの子ども部屋は、なんと2畳しかありません。
テレビ番組「住人十色」や「突破ファイル」でも紹介されて、たくさんの反響をいただきました。寝るだけのスペースと割り切ることで、リビングや廊下のスタディスペースを充実させることができたんです。子どもたちも「秘密基地みたい!」って喜んでくれています。

吹き抜けで視覚的な広がりを

天井を高くすることで、実際の面積以上に広く感じられます。
私たちの家には吹き抜けがあって、1階と2階がゆるやかにつながっているんです。視線が上に抜けるから、圧迫感がなくて開放的。家族の気配も感じられて、安心感もあります。吹き抜けって光熱費が心配という声もありますが、狭小住宅なら空間が小さい分、そこまで影響はないんですよ。

中庭空間で自然を取り入れる

家の中に地植えのエバーフレッシュを植えて、小さな中庭空間を作りました。
緑があるだけで、心が落ち着くんですよね。狭い家だからこそ、自然を感じられる場所があると癒されます。子どもたちも植物の成長を楽しみにしていて、水やりを手伝ってくれるんです。限られた空間でも、工夫次第で豊かな暮らしができるって実感しています。
多機能スペースで空間を有効活用
一つの空間に複数の役割を持たせることで、狭い家でも機能的に暮らせます。
「この部屋はこれだけ」と決めつけず、柔軟に使えるスペースを作ることがポイント。時間帯や状況に応じて、空間の使い方を変えられるようにしているんです。
リビングは家族の集まる多目的空間

昼間は子どもたちの遊び場、夕方は宿題スペース、夜は家族団らんの場所。
リビングは時間によって役割が変わります。家具を固定せず、動かしやすいものを選ぶことで、フレキシブルに使えるんです。ソファも簡単に配置換えできるタイプにして、来客時にはレイアウトを変えています。
ダイニングテーブルは作業台にも

食事をするだけじゃなく、私の仕事スペースにもなっています。
元保育士の経験を活かして、今はインスタグラムで家づくりの情報を発信しているんですが、ダイニングテーブルがあれば十分。子どもたちが学校に行っている間は、ここでパソコン作業をしています。食事の時間になったら片付けるだけ。専用のワークスペースがなくても、工夫次第で快適に仕事ができるんですよ。

トイレは2つで朝の混雑を回避

狭い家でも、トイレは2つ作って正解でした。
6人家族だと、朝のトイレ渋滞が大変なんです。1階と2階に1つずつ設置することで、ストレスが激減しました。スペースは最小限でも、数を増やすことで快適性が上がるケースもあるんですよね。
造作で自分たちらしい空間に
既製品にはない、自分たちの暮らしにぴったりの空間を作れるのが造作の魅力です。
私たちは建築家さんと地元工務店さんと一緒に、細部までこだわって家を作りました。予算は限られていましたが、優先順位をつけて、本当に必要な部分に投資したんです。
壁付けキッチンで動線をシンプルに

対面キッチンも憧れましたが、狭小住宅には壁付けが合っています。
壁に向かって作業することで、背後のスペースを広く使えるんです。ダイニングテーブルとの距離も近くて、配膳も楽々。造作キッチンにしたことで、収納も自分たちの使い方に合わせて設計できました。調理器具や食器の量に合わせて、引き出しの深さや棚の高さを決められるのが嬉しいですね。

造作のお風呂で快適バスタイム

お風呂も造作にして、自分たちの理想を詰め込みました。
既製品のユニットバスだと、どうしてもサイズや素材が限られてしまいます。造作なら、空間に合わせて最適なサイズで作れるし、素材も選べます。木の温もりを感じられる浴室は、一日の疲れを癒してくれる特別な場所になっています。
シンプルな暮らしで家族の絆を深める
狭い家で暮らすことで、自然とものが減りました。
本当に必要なものだけを選ぶ習慣がつくと、暮らしがシンプルになります。ものが少ないと掃除も楽だし、探し物も減ります。何より、家族と過ごす時間が増えたのが一番の変化かもしれません。
ものを増やさない工夫

「一つ買ったら、一つ手放す」を家族のルールにしています。
子どもたちにも、新しいおもちゃを買うときは古いものを誰かに譲るか処分するように伝えています。最初は抵抗がありましたが、今では自分たちで判断できるようになりました。ものを大切にする心も育っているみたいで、嬉しいですね。
家族のコミュニケーションが増える

狭い家だと、自然と顔を合わせる機会が多くなります。
「今日どうだった?」って声をかけるのも、距離が近いからこそ。子どもたちの小さな変化にも気づきやすくて、コミュニケーションが密になりました。広い家で別々の部屋にいるより、狭くても一緒の空間にいる方が、家族の絆が深まる気がしています。

じゅわじゅわさんとの交流も励みに

インスタグラムで家づくりの様子を発信していると、たくさんの方が共感してくださいます。
フォロワーさんのことを「じゅわじゅわさん」って呼んでいるんですが、みなさんからのコメントやメッセージが本当に励みになっています。「うちも狭いけど頑張ります!」って言ってもらえると、私も嬉しくなっちゃいます。狭い家で暮らす仲間がたくさんいるって思うと、心強いですよね。
まとめ:狭い家でも工夫次第で快適に暮らせる
14坪の狭小住宅での暮らしは、想像以上に快適です。
動線を意識した間取り、収納の最適化、家族それぞれの居場所づくり、多機能スペースの活用、造作でのこだわり、そしてシンプルな暮らし。これらの工夫を積み重ねることで、限られた空間でも家族みんなが笑顔で過ごせる家になりました。
「狭いから無理」って諦める前に、まずは自分たちの暮らしを見つめ直してみてください。本当に必要なものは何か、どんな暮らしがしたいのか。そこから考えると、意外と狭い家でも十分だって気づくかもしれません。
私たちの経験が、これから家づくりを考えている方や、今の住まいをもっと快適にしたい方の参考になれば嬉しいです。
もっと詳しい家づくりのアイデアや日々の暮らしの様子は、インスタグラムで発信しています。ぜひ遊びに来てくださいね!


